1947年(昭和22年)4月22日、新学制制定によって、大宇陀中学校の第一歩が踏み出されました。
開校時の生徒数は496名、教職員37名でした。校旗・校歌とも開校には間に合わず、11月3日の文化の日に披露式を行いました。
校旗は塩瀬・紺地に、大宇陀高等学校白尾栄三郎教諭(当時)考案の校章を金刺繍にして中央に配し、縁を金モールで周らすという当時としては、破格的な豪華なもので新生中学校にふさわしい象徴となりました。
-50周年記念誌より-
・6つの山型で周りが囲まれているのは、本校が四方を山に囲まれた盆地に位置すること、開校当時、大宇陀、野依、田原、守道、本郷、宮奥の6つの小学校から入学してきたことを表しています。
・山型の内側に「大」という文字を4つ組み合わせたのは松山町・神戸村・政始村・吉野郡上竜門村の1町3村が合併して大宇陀町になったことを表しています。
・真ん中の「宇」という文字は大宇陀町の「宇」です。
・校章全体の形が中学校の「中」を表しています。
《校訓と目指す生徒像》
真理 『真理』を求め、知性を磨き、高い教養ある生徒
剛直 『剛直」を愛し、たくましい体力と気力によってどこまでもやりぬく生徒
正義 『正義』を守り、規律を重んじ、責任と使命を自覚し、不合理に立ち向かう生徒
敬和 『敬和』を尊び、人と伝統に調和し、誠によって結び合う生徒